バッテリーは、消耗品のため寿命があり、充放電を繰り返すたびに劣化が進み、膨張してしまうことがあります。
日ごろの取り扱い方で「バッテリーの寿命」は大きく変化しますので、以下のような点に気をつけて、バッテリーの劣化を少しでも遅らせるようにしましょう。
使用しながらの充電は避ける
使用しながらの充電はバッテリーへの負荷が大きくなり、劣化が進む大きな原因となります。
使用時は充電器に繋ぎっぱなしにはせず、バッテリーが減ってから充電してください。
充電が完了したら電源供給を止める
充電完了後は充電器を抜いて電源供給を止めてください。
満充電の状態で充電器に繋ぎっぱなしにすることもバッテリーの劣化を加速させます。
満充電状態や放電状態で保管しない
長期間使用しない場合は、満充電状態や放電状態では保管しないでください。
定期的に通電や充電をしてバッテリーが完全放電しないよう保管してください。
PC本体のバッテリー消費を少なくすることで充電の頻度を減らす
PC本体の消費電力を減らす工夫をすることで、バッテリーの寿命を延ばすことができます。
Bluetoothをオフする
初期設定ではBluetoothが有効になっていることがほとんどです。
Bluetoothデバイスを使用しないのであれば、無駄な電力を抑えるためにBluetoothを無効にするのをおすすめします。
画面のバックライト
画面の明るさを低めに設定することで、電力を節約することができます。
電源プランを調整
標準的なWindowsの電源プランではバランスが取れた設定になっていますが、より良いバッテリープランにすることでPCの消費電力を抑えることができます。
またポータブルゲーミングPCではCPUのTDPを調整できる機能がついているモデルがほとんどです。TDPを抑えることで、連続稼働時間を延ばせるだけでなく、バッテリーの寿命を延ばすこともできます。
接続デバイスを取り外す
PC本体に接続されたデバイスは、電力を常に消費します。
使用しないデバイスは取り外しておきましょう。